作ったものが動かない系
Q. AIは「完成した」と言うのに、タイマーが画面に表示されない(「Open File」の青いボタンも出ない)
コードの生成は成功しています。見えているのは完成品ではなく「設計図」(コードそのもの)の画面であるケースがほとんどです。壊れてもいないし、操作ミスでもありません。
解決法は2つ。①AIにそのまま「完成したタイマーをブラウザで開いて」と頼む、②作られた index.html というファイルをダブルクリックして開く——どちらでも完成品が表示されます。
※以前は「Open File」という青いボタンから開く手順が案内されていましたが、ツールの仕様変更でボタン自体が表示されなくなった時期があります。ボタンが見つからないのはあなたのミスではありません。
Q. Agentが「Waiting」のまま止まって、やり直しても再起動しても進まない
操作の問題ではなく、Antigravity自体の状態異常(キャッシュやセッションの破損)が原因のことがあります。この場合は、アンインストール→再インストールで解決します(Mac・Windowsどちらも同様)。
また、ファイル内の名前や文字をまとめて書き換えたいだけなら、AIに頼まず標準の置換機能(Macは Cmd+Shift+H、Windowsは Ctrl+Shift+H)で済ませる回避策もあります。
お金とツール選び系
Q. Antigravityに種類がいろいろあって、どれを触ればいいか分からない
アップデートのたびに画面や名称が変わって混乱しやすいポイントですが、結論はシンプルで、いま触るのはIDE(デスクトップアプリ版)で大丈夫です。整理と根拠はnoteの「Antigravityのアプデ混乱を解決!今さわるのはIDEで大丈夫です」にまとめてあります。最初のフォルダ準備は「🔰 Antigravity IDEフォルダの準備の仕方」からどうぞ。
Q. 月1万円の予算なら、何に課金すべき?
一例として、Google AI Pro(約2,900円)+Claude Pro(約3,000円)の計約6,000円で両方使う構成をおすすめしたことがあります。予算内に収まり、Google系とClaude系の得意分野を両取りできます。
ただし最適解は用途で変わります。Antigravity自体は無料で始められるので、まず無料の範囲で「自分が何をよく作るか」を掴んでから課金先を決めるのが失敗しない順番です。
Q. ChatGPTやClaudeがあるのに、なぜAntigravityなの?
『Antigravityの教科書』がAntigravityを採用した理由は、非エンジニアにとっての手軽さ・学習コストの低さ・画面のわかりやすさです。まったくの初心者が「作る側」への最初の一歩を踏み出す道具として向いています。
慣れてきたら、他の開発ツール(Claude Code等)へ乗り換える・併用する選択肢も十分ありです。詳しくは「ブラウザのチャットAIとAntigravityの違い」も参考にしてください。
AIとの付き合い方系
Q. AIに任せた作業が、頼んだことと微妙にズレる。性能が悪いの?
性能の問題ではないことがほとんどです。AIは「天才的な忘れん坊」——能力は高いのに、あなたの事情・前提・好みを何も知らないまま働き始めます。だから、渡す情報と順番を整えるだけで、ズレの大半は防げます。筆者もこれに気づくまでに150時間ほど遠回りしました。
仕組みの解説はnoteの「AIに任せた作業がズレる理由」、実務での指示の出し方は「AIに「確認まで」任せる丸投げ指示術」に書いています。
一歩進んだ使い方系
Q. 定時に自動で動く仕組み(1時間ごとの完全自動化など)は作れる?
作れます。たとえばスプレッドシートと組み合わせる場合、GAS(Google Apps Script)の時間主導型トリガーを使えば、1時間ごとの完全自動実行が可能です。こうした「自分は何もしなくても回る仕組み」づくりこそ、Antigravityのような開発ツールが得意とする領域です。
Q. 蓄積したメモや記録をAIにうまく引き出させるには?
メモや記録をため込んだ後は、「何ができるか」をAI側から提案させるのが有効です。蓄積した文脈を読み込ませたうえで、作業効率化・発信・学習・マネタイズの4観点で提案させると、自分では気づかない活用が見つかります(この使い方は『第2の脳』系の教材・特典で詳しく扱っています)。
つまずきは「通過点」です
ここに載っているつまずきは、どれも読者から実際に寄せられ、その日のうちに解決してきたものです。つまずくのが普通で、しかもパターンは決まっている——これを知っているだけで、続けられる確率は大きく上がります。
※本記事の情報は2026年7月時点のものです。ツールの仕様は更新されることがあります。